市役所時代のお仕事〜こんなことした、あんなことした〜③ 私が出会ったトンデモ職員

どうもこんにちは、TaxOnTheHillです。
4月、公務員職場も新入職員の方がどっと配属される季節ですね。
私から新人公務員の皆様へのメッセージとしてこのブログを書きます。
私が市役所で働いている間、なかなか衝撃的な職員の方々に出会いました。
衝撃的というのは、そんなことしてよくクビにならないよなというほど、世間の人たちから見たらむちゃくちゃなことが許さてれる世界があったから。
先輩たちがよく口にしていた公務員の「良き時代」というやつ。
今じゃ何かと風当たりのきつい公務員ですが、かつては好き勝手やっていた時代があったようです。
簡単にイメージできるところとしてはデスクでタバコを吸って、仕事終わりに酒飲んで、といった感じ。会議室の壁なんてタバコのヤニで真っ黄色でした。
そんなことしてよくクビにならないよな。っていうか、そもそも公務員はクビがないのか。
だから職員がモンスター化してしまうのかも。
私が市役所を辞めるの理由の一つは、そういう人たちを見て嫌気がさしたこともあり。。
4月で新たに公務員となる方、それぞれの希望を胸に各職場に配属されると思いますが、トンデモ職員がいても驚かないでください。います、こんな職員、あんな職員。
ということで、私が市役所で出会ったトンデモ職員、ぜひご覧ください!
目次
いきなり係長が辞めた
私が新人として入った部署の係長、定年まであと2年くらい残っている人でした。
新人として不安を抱えながらも仕事に励んでいたんですが、年明けのミーティングでいきなり
「悪いけど1月で辞めるわ」
と衝撃の一言。
理由は、定年までいると退職金が減ってしまうから。給与、退職金規定の見直しが示されていて、定年まで働くよりも今辞めたほうが退職金や給与的にも有利だと言うのです。
まじ新人の私がいるのになんとも自分勝手なご判断w
その係長、普段の仕事っぷりもなかなかでした。
タバコに行くと1時間くらい帰ってこない(忙しいしタバコぐらいゆっくり吸いたいよね)。
仕事中にデスクで株の指値を入れる(当時ネット注文とかないから仕方ないよね)。
少し早めに帰る(乗りたい電車があったのかな?)。
「ちょっと出かけてくるから」というと半日ぐらい不在にすることも。流石に行き先くらいは事前に伝えて欲しいとリクエストすると、「昔はちょっと出かけてくるって言うと、終業まで帰ってこないって意味だから」と謎の注意をされました。
その係長、昔はそこそこ働いていたようですが、児童館勤務時に子どもを叩いてしまって、左遷されたように放浪していたようです。
今じゃ信じられませんが、「良き時代」の最後の生き残りだったのかもしれません。
「蘇生した」
トンデモ職員は「良き時代」のおじさん達だけではありません。
私の同年代にもびっくりするような職員はいました。
30代前半、そこそこ忙しい部署に配属となった時、彼がいました。
彼、自分の仕事が詰まってくるとすぐに休んじゃうんです。
まあそんなのはよく聞く話。
ただ彼の休む理由っていうのが変化球すぎて衝撃的でした。
家族が亡くなった、と言って休む人はよくいました。常套手段ですね。
本当かどうか確認すればいいのですが、問い詰めるのも憚られる内容ですよね。
彼の変化球は危篤となった祖母を蘇生させること。危篤で駆け付けた(から休んだ)のに奇跡だ、と嬉々として語っていました。最後のカードを切らないのです。この手段は家族を殺さないので何度でも使えます。さすがに嘘くさいな、と誰もが思っていましたが。
他にも面白いエピソード(休む言い訳)がたくさん。
足を骨折したと言って休んだ数日後、下手くそな包帯ぐるぐる巻きで登場(自分で巻いたのかな?)。忘れたのか普通に歩いちゃう。
朝私が電話に出ると、泣き叫ぶおじさんの声。よく聞くと彼、親不知が腫れて出勤できないと(完全にちょっとおかしな人からの電話だと思っちゃいました)。
「名医でも解明ができない難病になった」、と。(入院した方がいいんじゃないかな)。
1月の半分も出勤しないこともありました。
忌引とか病休とか、制度を熟知しているので、ボーナスが減額にならないぎりぎりを攻めてきます。有給もしっかり消化します。有給なんて理由を明かす必要もないんだし、堂々と取得すればいいと思うんですが(私は有休消化することには賛成です)。
本当にそんな理由が通じていると思っているのでしょうか。
嘘に嘘を塗り重ねて、信じられない嘘でしかカバーできなくなっている分かりやすいパターン。
ただ当然、その穴埋めをさせられる他のメンバーは不満が溜まります。
私も最初はネタとして面白おかしく見ていましたが、あまりにひどいので嫌気がさしました。
他にも仕事中にスマホゲームをしちゃう、後輩にセクハラ、パワハラしちゃうなどなど。
こんな職員を野放しにしている上にも腹が立ちました。基本的に事なかれ主義なので特別な注意もしません。他の職員のモチベーションは下がる一方です。
ここでしっかりネタにさせてもらわなきゃ割が合わん。
人事ができる報復といえば閑職に飛ばすことなんでしょうが、こんな職員を外に出すにはそれなりの職員を受け入れなければならない。バーターというやつですね。
残業200時間男
もう一人のトンデモ職員は信じられない時間の残業を繰り返すおじさん。
残業を繰り返すって、大変な職場にいたら仕方ないじゃないか、とそういうことではありません。
私がいた市役所はとにかく残業に甘かったです。
基本、翌日に前日の残業時間をシステムでポチるだけ。
事前申請もないので、何をやったか、どんな書類を作成したのかなど問われることはありません。ノーチェックで残業代つけたい放題。
今はどうなっているか知りません。
そのおじさん、離婚の慰謝料の支払いと再婚後に建てた自宅のローンでなかなか懐事情が厳しかったとのこと。
私が予算管理をしていた時、残業予算のやりくりをしていましたが、とにかく毎月200時間近い残業を申請するので、内心本当かよ、と思っていました。おじさんは係長だったので、その時間の残業代をフルチャージすると、毎月ボーナスもらっているようなもんですからね。
実際、市役所でも忙しい部署の人や霞ヶ関の役人なんかはそれぐらいの残業しているイメージはあります。
ただ、彼の部署で200時間の残業をしなければならない終わらない仕事はないんですよね。
絶対量としてないんです。
夜中の2時、3時まで残業をしたという申請をするのですが・・・。
つまりカラ残業なんですよね。
仮に本当にその時間の仕事をしているとしたら、仕事量から考えると明らかに仕事ができなさすぎるという評価になります。
後輩に聞くと勤務中もずっとネットサーフィンをしているだけのとのこと。後輩が残業している横でずっとネットサーフィン・・・。
そしてもっとイタイことに、その残業時間を若い子に自慢しちゃうとか・・・。
この手の職員、自分がどんなおかしなことをしていてもそれに気づいていない点で共通していらっしゃるよう。
御多分に洩れずそんな人に限って全く仕事ができない。。
私は上司に深夜の退勤時出口のセキュリティログをとるよう主張しましたが、取り合ってもらえませんでした。
そんなログとったら本当の退勤時間が分かってしまうだろ、といったよくわからない理由で。。
とにかくクビにならない公務員
私の13年半の市役所生活の中で強烈な印象に残っている職員を紹介しましたが、おそらく、実際はもっとひどい職員もいると思っています。
実際、トンデモ職員の話はどこの職場でも聞きました。
今回私がこのブログを書こうと思ったきっかけは、とにかく公務員の仕事やお給料(お金)に対する考え方が甘すぎると思ったから。その現状を皆さんにも知ってもらいたいと思ったからです。
私は今民間企業にいますが、こんな社員は間違いなく解雇されます。労働基準法を遵守した上で「クビ」にすると思います。
民間は企業で稼いだお金ですから、仕事をしない社員に投資する必要はありません。
雇ったからにはしっかりと研修やOJTなどでフォローすることは前提です。
一方公務員のお給料は税金が使われていますよね。
面白おかしく書きましたが、正直怒っていいくらいの内容だと持っています。
言ってしまえば私(あなた)の税金ですよ。
仕事をしなくてもお給料が貰えてしまう、組織もそれを見て見ぬふりをする、私が市役所を辞めたいと思ったきっかけの一つになっています。
最後は語気が強くなってしまいましたが、残業200時間男なんて、私、本当に人としても大嫌いでしたからw
国税の時はどうだった?
結論から言うと上記のようなトンデモ職員には出会いませんでした。
在職期間が短かったと言うのもありますが、肌感覚として、皆真面目に税法を勉強し、服務に忠実だったという印象です。
そして、署でも局でもとにかく無駄な残業を減らそうという気概のようなものを感じました。
少なくとも服務面に関しては、という限定です。
国税の先輩に市役所時代のエピソードを話した時、「国税にもバケモンみたいなやつはいる、出会ってないだけだよ」とおっしゃっていましたが・・・。
まとめ
私が市役所を辞めて5、6年経っています。
市役所も在宅勤務やリモートワークが増えてきていると聞きます。
ただ、内部の風土がドラスティックに変わるとは考えられません。
かのトンデモ職員たちはどうなっているでしょう・・・。
いまだに同じようなことをしていたら、いつか厳しい世間の目にさらされると思うのですが。。
公務員を目指している方、新たに公務員になった方、いつかそんな人に出会うと思いますが、どうか当たり前と思わないでください!
違和感を覚えたらそれを大切に、変に染まらないでくださいと言いたいです。
ということで、このブログが皆様のお役に立てたなら幸いです!


