国税の思い出〜不祥事予防講話〜

どうもこんにちは、TaxOnTheHillです。

公務員から民間(税理士法人)へ転職して随分と時間が経ちました。

今の職場にもすっかり慣れて公務員時代の自分がどんなことを考えながら仕事をしていたのかという記憶もだんだんと薄れてきました。一方、やたらと受けさせられた予防講話は印象に残っています。

繰り返される国税職員による不祥事を未然に防ごうと国税が力を入れている(間違いない!)研修、それが予防講話です。

予防講話とは

AIに検索してもらいました。

国税の予防講話は、税務職員や公務員が不祥事を予防することを目的として行われる研修です。 

国税庁の職員は、職務上知った秘密を漏らしてはならないという守秘義務があります。この守秘義務は、職を退いた後も適用されます。 

国税の予防講話では、次のような内容が取り上げられることがあります。 

  • 税務職員の非行の怖さ
  • ルールを遵守することの大切さ
  • 経験則に頼らないこと
  • 自身の職場におけるアウトラインを意識すること

また、公務員は年に数回、予防講話という研修を受ける場合があります。 

大体合っていますが、少しぎこちないですね。。誰かのブログを拾ってきた詰め合わせのようになってしまっています。

守秘義務違反だけでなくありとあらゆる税務職員の非行の予防を目的としています。簡単に言えば、国税職員が非行や不祥事を起こしまくるのでその予防を目的として半分脅しのような研修をすることです。お前らこれ以上不祥事を起こすなよと。

予防講話は必須の研修

公務員の研修体系は割りかししっかりと整っていると思っています。市役所もしっかりした印象でしたが、特に国税の税務に関する研修は他のどの企業よりも充実しているという印象です(当たり前ですが)。

そして超重要な税務に関する研修と同じくらい予防講話が多かった印象です。市役所でも似た感じの研修がありましたが、回数は国税の比ではありませんでした。もう、うんざりするほど多かった…。どんなに忙しくても予防講話は必修の研修になっていて欠席することは許さませんでした。忙しい時期の研修は本当に迷惑でしたね。

研修教材はオリジナルドラマ

予防講話では、総務課長とか服務監察官(?)とかエラい人の講話とセットで、国税オリジナルの人生崩壊ドラマを見せられます。いかにもありそうな設定で、新人が、ベテラン上席が、統括がふとしたことから不祥事を起こすドラマです。ほんの小さな出来心により、仕事が、家庭が、そして人生が崩壊していくのがよくあるシナリオ。AIが言っている「非行の怖さ」はこれでしょう。

ドラマが終わった後、「今回のドラマはリアルだったね〜」とか呑気に話している職員を見て、この研修の意味を考えてしまいました。古いものから新しいものまで、ドラマはさまざまありました。やたらと古臭いドラマを見ながら「設定は古いが不祥事の本質は変わらないんだぞ」と謎のコメントをしていた教育官もいました。

しかし、このドラマを作成するためにも税金が使われています。これで防げるならそりゃ世話ないわなといった印象。

それでも繰り返される国税職員の不祥事

国税は全国で5万5千を超える大所帯なのでそれなりに不祥事も多い印象です。公務員の不祥事ということでマスコミで大々的に報道されます。場合によっては実名報道されます。これが故国民の信頼が揺らぎ、質問検査権、強制徴収という強権を振るうのに支障をきたしてしまうというのが国税の悩みの種。これこそくどくどこまでも続く倫理研修をやらざるを得ない原因だと思います。一方で、真面目に働いている9割9分9厘以上の職員が受けたくもない研修を強制的に受けさせられているということで、甚だ余計なお世話といった印象です。

私が国税にいる間に目の当たりにした不祥事は、詐欺、薬物、痴漢、パワハラ、職務専念義務違反など多岐にわたります(オンパレードですね)。でもこれ、公務員だから多いというわけではないと思います。公務員はマスコミ報道されるから目につくのです(たぶん)。

脅しのような研修が効果があるのか果たして疑問ですが、やらなかったらやらなかったらでやっかみを受けるのでしょう。なかなか悩ましい問題です。やってる感だけは出しとかないと、って感じですかね。

まず持って身内を信用していない国税

国税は不正を見逃さないために徹底的に調査対象を疑ってかかります。不祥事を防ぐためなら、身内にも厳しく疑いの目を向けます。これが予防講和の本質。身内の人間を信頼できない(個人の感想です)組織というのもなんとも悲しい話ですが

これをやっても不祥事が減らないのであれば違う方法を考えるべきだと思うのですが…。真面目な職員にとってはロスコスト以外の何ものでもないのです。

まとめ

まとめると以下の通りです

・国税に入るとやたらと予防講話という名の研修を受けなければならない

・予防講話は欠席することが原則許されない(平職員も幹部職員も)

・国税は身内を信頼していない(個人の感想です)

・盲目的に予防講話をやってればいいという風土がある(個人の感想です)

予防講話、私は真面目に受けていましたが、今民間で勤務していてこういった強制的な研修がなくすっきりした気持ちです。それほど予防講話はストレスフルな研修でした。つくづく転職して良かった。そういえばうちの会社で不祥事は聞いたことがありません。予防講話なんかやらなくても全然問題ないじゃないですか。

いや、単に報道されていないだけなのかな…。

公務員ってやっぱり肩身の狭い人種なんだなと改めて思いました。

ということで、このブログが皆さんのお役に立てたなら幸いです!

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