私の転職記録〜公務員の転職:職場への伝え方、手続きの進め方〜
どうもこんにちは、TaxOnTheHillです。
プロフィールにも記載していますが、私、これまで2度転職しています。
20代でフリーターから地方公務員(市役所職員)となり、30代で地方公務員から国家公務員(国税職員)へ1度目の転職、そして40代、国家公務員から民間企業(税理士法人)とへ2度目の転職をしました。
退職を職場に伝える時、相当悩みました。
誰に伝える?どう伝える?怒られないのかな?
今公務員として働きながら、まさに転職を考えている人、転職したいけどどうしたらいいかわからない人、ゆくゆくは転職をしたいと考えている人、転職に悩むさまざまな人(公務員の人)たちにとって、自分の経験が少しでも役にたてばと思い、この記事を書きたいと思います!
目次
まずは職場の信頼できる人に相談すべし!
心の中では転職を決意していてもなかなか言い出せないことで一人悶々としている人、まずは信頼できる(口の硬い)職場の友人や身近な先輩などに自分の考えを伝えてみてははどうでしょうか。
私自身も、市役所の時は仲の良い同僚、国税の時は信頼できる直属の先輩に自分の考えを伝えることで、一気に気持ちが楽になりました。
市役所の時も、国税の時も、私の考えを理解してくれてさまざまなアドバイスをくれました。逆にいうとそういう人だからこそ相談できたわけですが。
転職というとなんとなく職場に悟られないよう秘密裏に、一人で進めなければいけない、そんな印象を持ちますが、よき理解者(=味方)を作ることで職場との調整がグッと楽になります。
本当に口の軽い人もいるので人選は重要です!
次の「しかるべき人」に噂で伝わってしまったら最悪です。
退職の意思は誰に伝えた?どう伝えた?
気持ちが固まったら職場の「しかるべき人」に退職、転職する旨を伝えて具体的な手続きを進めてもらいましょう。
私の場合、市役所の時は所属の課長に、国税の時は取りまとめ役の主査に話しました。
組織によって同じ課長や部長でもレベル感は全然違いますよね。国税局にいた時の課長や部長なんて雲の上の存在で自分から話しかけるなんてことはまずありません。自分の組織のことをよく分析して伝えるべき人を見定めましょう。
ところで「退職、転職することを伝える」と書きましたが、私の場合転職先から内定をもらった上で伝えていましたので、そもそも「退職したいと思っていますが、どうでしょうか」と相談することや「退職させてもらえませんでしょうか」とお伺いをたてることはありませんでした。
ですので市役所、国税どちらの場合も慰留されることはありませんでした。転職先を決めていることで、止めても無理だと思われたのでしょう。
初めは驚かれましたが、話していくうちに私の意思が固いことが伝わり、最後には、「では、具体的に手続きを進めるということで問題ありませんね」と軽く意思確認をされるぐらいで、実にあっさりと終わりました。
辞表、退職願、退職届は提出した?
辞表、退職願や退職届などなど、そういう類のものは提出しませんでした。
理由は、「これは一旦預かっておく」とスーツの内ポケットにインされたり、目の前でビリビリ破かれたり、なんてことをされても結局は「いえ、辞めますから」と言うしかない未来が見えていたから。
また職場から提出を求められることもありませんでした。
その代わり、内部手続きのための書類はとにかく多かったです。
採用の時もそうだったのですが、なんのモノか理解しないままさまざまな書類にサインし、記載し、提出していました。しっかりと意味を理解しながら提出すべきだったと少し反省しています。
特に採用時の職務専念義務に関する誓約書。市役所の時も国税の時も職員となる際はこれにサインをするのですが、その重きをしっかりと意識するべきですね・・・。
話を戻しますが、辞表、退職願、退職届などは公務員の転職には特段必要とされるモノではないと思います。
辞表を叩きつけるなんてことはまずまずやめておいたほうが賢明でしょう(そんな人いるんですかね)。
あくまで冷静に、淡々と。
苦労したこと。
職場の同僚・先輩への伝え方をどうするか。
退職の一週間前になって実は来週で退職するんです、ではうまくないでしょう。
市役所の時は軽い会話の中で伝えながら、後は自然と広まっていくのを待ちました。お世話になった上司などには一応気を使って直接伝えました。
それに比べて国税の時はやたらと慎重にやりました・・・。とにかく規律を重んじる部署だったので、職員録の上の方の主査、専門官から(公務員の職員録は組織ごとに上から偉い人順に並んでいます)順番に伝えていき、最後は筆頭実査官(平の中でも偉い人)に伝えました。この時は胃がよじれるくらいストレスを感じました・・・。気を使い過ぎかも知れませんが、俺は聞いてない的なことが一番めんどくさかったので、職員録順に伝えてるという理由があれば文句はないと考えました。
職場(の人達)は退職についてどう感じている?あくまで謙虚に。
自分としては円満退職だったと思います。
怒られることもありませんでした(当然と言えば当然ですが)。
とにかく気を使ってことを進めたのでそこまで露骨に嫌悪感を示す人はいませんでした(まあ自分のいないところでクソミソに言われてることは容易に想像できますが)。
ただ退職するというのは組織に多大な迷惑をかけることも肝に命じておくべきだと思います。いくら職業選択の自由があるからといって「関係ない、辞めたるわ」みたいな態度は避けた方が良いでしょう。
国税を辞める時、翌事務年度は1年間の選抜研修に行くことが決まっていました。課長からは、みんなが目指す研修に1人分の穴を空ける、そのことはしっかりと認識してください、みたいなことを言われました。課長にそんなこと言われるなんて少し戸惑いました。なぜなら研修がそんなに大切だという意味が分かりませんし、行きたいなら必死に勉強すればいいだけ、と思っていたから。
しかし、それは独りよがりな考え方で、組織に属している以上は組織の論理を尊重しなければならない、私の行動はそこへの配慮が足りなかったと、課長はそういうことが言いたかったのだろうと自分の中で噛み砕きました(ただそう言われてもしょうがないっちゃあしょうがないのですが・・・)。
自分では転職先も決まっていて順風満帆にことが進んでいるように思えますが、組織は1人抜ける穴をどのように埋めるかを必死になって考えなければいけない(玉突きのように空いた穴を埋め、また空いた穴を埋め、と)。
言ってしまえば退職するヤツなんていい迷惑でしかないのです。
確実に余計な仕事を増やすヤツです。
独善的になっていないか、一歩引いた目で見てみることも大切なことだと思います。
職業を選ぶのは立派な権利です。ですが、殊更それを振りかざすようなこと行動は避けたほうが良いでしょう。
それは、市役所でも国税でも(強いて言えばどんな組織でも)同じだと思います。
かといってそれを理由に退職、転職を躊躇する必要はありませんし、自分の信じた道が決まったならそこに向けて進むべきです。臆さず進んでください、あくまで謙虚に。
そうそう、私が空けた研修の穴はちゃんと繰り上げ当選した人がいたそうですよ。
まとめ
以上を踏まえて、公務員からの転職、円滑に進めるためにポイントとなる点をまとめてみました。
以上、公務員の転職について自分の経験を振り返ってみました。
ということでこのブログが転職を考えている全ての人(特に公務員の人!)の役に立ったなら幸いです!


