公務員を辞めて一年経った。この一年を振り返る。

どうもこんにちは、TaxOnTheHillです。

私、2022年7月10日におよそ17年の公務員生活を終え、民間企業に転職しました。

民間企業に転職し、この一年(とはいえこれを書いているのは10月も終わるところですが)で仕事、家庭、生活の状況などガラッと変わったのだろうか、とふと。

公務員と民間企業との違いについて、税理士としての仕事について、諸々記録しておこうと思います。

職場環境、雰囲気について

職場環境はガラリと変わりました。

私の勤めている税理士法人が比較的ゆるい雰囲気というのもあり、かなりリラックスした状態で仕事をしています。デスク周りもフリーの打ち合わせスペースも広く、ゆったりと仕事ができています。市役所時代も国税時代も、あまりスペースが豊かだったという記憶はありません。

国税の時代にあったしょうもない指摘や揚げ足取り、アイツはどうだ、コイツはどうだ、といった悪口も聞こえてきません。そんな暇もないというか、そんなことを言うのも、そんなことに耳を傾けるのも今は時間の無駄、と感じています。国税の職場でよく見かけたパワハラも皆無です(国税はパワハラ防止に躍起になっていますが、いまだに存在しています)。

なんだかみんな大人、言い方を変えるとドライな感じの職場です。

服装は、クライアントとのアポがないときはTシャツ、スニーカーです(洋服大好きおじさんとしてはこれだけで転職して良かったってもんです笑)。

仕事時間も自分でアポを取って訪問するということで、いちいち上司にお伺いを立てることもありません。アポまでは出勤して資料を作成してもいいし、在宅で仕事をしてもいいしということで、裁量がかなり効く職場です(税理士の職場は大概そんなものかも知れませんが)。

業務に関する研修は月一の集合研修(web)を除き、基本的に必要な知識は自ら研修などで学び得て仕事をしてください、というスタンスです。公務員時代にはあった丁寧なOJTや各種研修、やたらと受けさせられた不祥事防止のための「倫理研修」のようなものもありません。

比較的自由な職場ではあるのですが、その分、自分で責任を持って対応することが必要になります。若い子もクライアントからの質問に対して必死に調べ物をして回答している姿を見ると、新人でも色々とお膳立てされている公務員の職場とは随分と違うなと感じています。

公務員職場、基本ぬるいと理解していただいて結構かと。

残業時間について

残業についてです。

国税時代、署にいたと時は年間で10時間くらい、局の時でも、それなりに厳しい職場で有名な部署でしたが、月平均で20時間もやっていなかったと思います。

局に在籍していた時、残業させない取り組みは徹底していて素晴らしいと思いました。基本的に主査が先に帰る。主査がさっさと帰るぞと声をかける。そうすると下も帰りやすくなる。気を使う職場でしたが余計な残業はしていなかったと記憶しています(それでも残る人はいましたが、毎度決まった人でした)。

税理士法人に勤務している今、大体一年経った平均を見てみると、月で60時間くらいでした(思ったほど多くなかったですね)。

ただ、残業代はと言うと・・・。今の職場では「みなし残業時間」が設定されているので60時間丸ごと残業代が出るわけではありません。ですので、給料は増えずに単純に夜遅く帰る日が多くなった、ということになります。公務員の職場ではみなし残業という考え方はないので、残業しただけ給料が増えます。

みなし残業については、通常給与と明確に区分されている以上、問題はありませんよね。

市役所にいた時、ダラダラ残って残業代を稼ぐ「生活残業」をしている人がちらほらいました。家のローンがキツイ、離婚の慰謝料を払わなければいけない、など理由は様々でしたが、そんな人に限って仕事が全然できないという・・・。それを知りながら注意しない上司も残念でした。

公務員ってほんと恵まれていたんだなという印象です。ただそこに自分が身を置き続けていたと考えると、ゾッとします。

辞めて良かった。

お給料は・・・

下がりましたね。

年収で下がってますし、「みなし残業」の設定で時間単価も結構下がってしまいました笑

でも後悔はないです。

こっからっす。

給料に関することはまた別途まとめてみたいと思います。

家庭環境、趣味など

平日のプライベートの時間は少なくなりましたが、家庭環境、趣味ともにそこまで変化はありません。

友達とお酒も飲みますし、マラソンも走ってます。家族でキャンプにも行ってます。社労士試験にもチャレンジしました。

子どもと遊ぶ時間もしっかり確保できています。最近は息子とポケカを始めたのですが、根っからのコレクター癖があるのでどハマりの様相を呈してきています(来年のWCSはハワイだし俄然燃えますね)。

体調の変化はと言えば。

視力低下が著しい。老眼が進んできた。

年のせいなのか、年には抗えないのか、なんとか抗っていきたいと感じる今日この頃です。

まとめ

公務員から民間企業に転職しおよそ一年が経ちました。

何が変わったというと、目に見えるところでとりあえず残業が増えた、年収が下がったというところでしょうか。

あれ?最悪じゃないですか・・・。

ただ、ストレスがない職場(クライアントに対しては責任感からくるストレスはあります)、周りから見られる目(公務員、特に国税というだけで露骨に嫌な顔をした人もいたことは事実です)、そして何より感謝されることがある職業ということで、メンタルヘルス的には随分と向上しました。

それだけでラッキー転職した甲斐があったってもんです。

血圧も下がりました。

お給料と引き換えにストレスフリーな職場で、自分の理想に合った仕事をする、私にとってはこれで十分な気がしています。

少し補足を。

公務員職場はぬるい、と書きました。

私はそう感じていました。

ただ、公務員職場も多種多様。自分にとってはなんでもないことが、他の人にとっては大変な負担だったり足ます。当然リアルにメンタルで休んでいる人もいました。

要は自分に合うかどうかだと思います。

一方でやはり公務員職場は手厚く守られている職場だとも思うわけです。私の率直な印象として、公務員職場でやっていけない人は、会計事務所でもうまくやっていくのは難しいと感じています。

公務員職場からの転職、相当な覚悟がないと辞めておいた方が無難かと。

ということでこのブログが皆様の役に立ったなら幸いです!

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