私が経験したメンタル不調
どうもこんにちは、TaxOnTheHillです。
5月、ゴールデンウィークが終わった辺りから5月病が騒がれ始めますね。
今では6月病なるものもあるとか(THE TIMEでやってた)。
10年前と今ではこの手のメンタル不調に関する世間の反応はガラリと変わったと感じています。
当然今の方が理解がありますよね。
ストレスは見えないからこそ怖いと、つくづく思います。
比較的にぬるいと思われる公務員職場で十数年働いてきたわけですが、ストレスが原因と思われる身体、メンタルの不調を、私は市役所時代と国税時代にそれぞれ1度ずつ経験したことがあります。5月病こそ経験しませんでしたが、なかなか辛い思いをしました。
それでも一切休まなかったののですが、それが正しかったのかわかりません。
今部下が体調不良を申し出れば、間違いなく休むことを薦めるのですが・・・。
ということで今回は、私が公務員時代に経験した身体的、メンタル的な不調(と思われるもの)について振り返ってみたいと思います。
公務員の仕事は楽勝?
いえいえ、一概にそんなでもないと思うわけです。
目次
公務員とメンタルヘルス
まずは楽勝イメージの公務員にもメンタル職員がいるのかってハナシ。
結論から言いますと、当然いますよ。
フェイクがたくさんいましたが、リアルも結構いました。
いきなり暗い話で恐縮ですが、市役所で私が在職している短い期間でも、記憶にある限り3人の方が自ら命を絶っています。
それなりの立場の人も中にはいました。
国税の時も、上司から陰湿な嫌がらせ、パワハラを受け、仕事を休んでしまった経験者採用の先輩もいました。
仕事の内容がどうあれ、人はそれぞれのパーソナリティがあるので、公務員が楽そうというイメージだけで一括りにして語られるのは少し憚られます。
「たかだかそんなことで」と周りが思っても、その人にとっては一大事であるということはよくあることです。
そこに民間も公務員も関係ありません。
自分の立場にどれだけ責任を感じ、思い詰めていたかと考えると、「公務員のくせに」と野外の人がdisるのには私は違和感を感じます。
痛みはすごく個人的なもの。
これにつきます。
市役所時代に襲っためまい
いきなり暗いオープニングになってしまいましたw
ということで私の話。
比較的プレッシャーには強いと自負していた私も、市役所時代に一度だけストレス、仕事の疲れが原因(と思われる)で、体調を崩したことがあります。
そのストレスも、どちらかといえば仕事が辛かったというよりも、自分の気持ちの整理がつかなかったという話なのですが・・・。
指定管理者の更新作業の準備が忙しく、終電帰りが続いている時でした。
毎日の作業のゴールが見えない状況に、ふと「そもそも自分は音楽がやりたかったのに、何をやっているんだろう・・・」との思いがふと頭をよぎり、思い詰めてしまった瞬間だったと記憶しています。
帰りの電車に乗る直前で、ぐらっ、とめまいがして座り込んでしまいました。
終電も近いので無理やりにも家に帰りましたが、終始ふわふわした感じで気持ち悪かったのを覚えています。
即座に、
「あー、これ、完全にメンタル不調だな」
と理解はしましたが。。
翌日の出勤、電車に乗ることはできたのですが、職場の駅に着くとまためまい・・・。心臓ばっくばくですよね。
この時ほど、ストレスを恐ろしく感じたことはありません。
ストレスって、目に見えないですし、例えるなら自分が想像だにしていない時に不意に後ろからひゅっと、足元がすくわれた感覚でした。
でも、まぁなんとなく原因もわかっていましたし、自分の中の自分的なものが、まぁしょうがないよね、仕事はいつか楽になるからと納得を繰り返していました。
症状は一週間くらいは続いたでしょうか。気づくといつの間にか症状は無くなっていました。
30歳くらいの時だったと思います。まさか自分が仕事で体調を崩すとは。フィジカル、メンタル共に自信を持っていたので、少しびっくりしました。
国税時代、大学受験以来の帯状疱疹が・・・
その次。
明らかに仕事が原因と思われる体調不良は国税時代。
国税の職場ではほとんど残業がなかった(署の時は)ので、身体的な疲れはあまりありませんでした。
なので、こちらは精神的なプレッシャーが原因かなと思うのでが・・・。帯状疱疹で結構辛い思いをしました。
何がそれほどストレスだったかというと、統括官と税理士の板挟みになったこと。
ある事案で話をまとめようと税理士が来署した時、統括官の指摘(非違を見つけたのは私なのですが)に対し、税理士が発狂して怒鳴り散らしたのです。完全に税理士がミスっていたのですが、それを思いっきり指摘されたのが気に障ったのか、尋常じゃない怒り方でした。とにかく人はここまで怒り狂えるのかと、漫画みたいな怒り方でしたね。。
内容は消費税の可否判定の誤り。正直、税理士でこんなのミスるなよ、という内容です。
それでも私はなんとか理屈を作って、税理士をなだめながら、事案を終わらせようと(当然修正してもらう前提です)提案したのですが、統括も税理士が気に食わないのか、首を縦に振ってくれない。。税理士も私の案には理解を示していたのですが・・・。
私も税理士の身なので、こんなミスだけは絶対したくないとつくづく思います。
事案を終結できなかったらどうしよう・・・。かなり悩みました。
数日間プレッシャーの中働いていましたが、仕事から帰ると身体が尋常じゃなく怠い。
首のあたりを見ると発疹が出てきました。
おー約20年ぶり、帯状疱疹だ。
私は大学受験の時も帯状疱疹になったことがあったので、ああこれか、とすぐに分かりました。状況が状況だったので、原因もすぐに思い当たったわけです。
意外とストレスに弱いんだなとその時はわりかし冷静に自分を分析していましたが、同時に、年による衰えを感じ少し凹みました。
ところでこの事案、金額も大きかったので結局オヤジまで報告が必要となり、それも重ねてプレッシャーでした。。
逃げるが勝ち
仕事で心身をヤられそうになったらどうするべきか。
このご時世、仕事は体調を崩してまでやらなければならないことなのかは、はっきり言って疑問ですね。社会全体でもそういう風潮でしょう。
結論。
メンタルキツかったら、逃げるが勝ちですよ。
周りの目など気にせず逃げるが勝ちです。
公務員の仕事だって当然キツいことはあります。
ですけどあなた一人が休んでも、きっと周りがカバーしてくれますよ。特に公務員は。
評価なんて気にしなくていいですよ。逃げるが勝ち。
働き蟻の法則です。
あなたが休んだら、他の働かなかった人たちが焦って働き始めます。
組織もそれを理解した上で、そういった人を受け入れ、安心して仕事ができる状況を作っていくべきでしょう。
でなければ、優秀な人材はどんどん外へと流出してしまう気がします。
私も、究極自分がいなくても仕事はなんとかなるな、という感覚を持てたところで少し気が楽になりました。
公務員に限っては、あなたがいなくてもなんとかなる。
極論です。民間企業でこれを言ってしまうのは・・・、少し躊躇します。
最後に
今回のブログはかなり持論を展開してしまいました。
ただ私が言いたいのは、メンタルがぶっ壊れるまで仕事をするということに、あまり意味がないのではないかということです。
昭和の根性論は、一部の人を除き不要だと私は思います。
そして、公務員とはいえ、プレッシャーにより体調を崩すことはあります。私が経験したように。
新たに公務員になってギャップを感じている人、長年公務員をやっているけど悩んでいる人、心身が壊れそうになったらこの言葉を思い出して欲しいと思います。
最悪、あなたがいなくてもなんとかなる(公務員の仕事に限っては)。
あと、逃げるが勝ち。
ということで、このブログが皆様のお役に立てたなら幸いです!


