市役所の人気部署はどこだ??希望の部署で働けない!?市役所人事の本当を解説します。
どうもこんにちは、TaxOnTheHillです。
市役所で働きたいと思っている就活生の皆さん、どんな希望を持って市役所を目指していますか?
あるいは実際に市役所に就職した皆さん、どんな仕事がしたいと思って市役所に入りましたか?
自分の住む街をよくしたいから?
ゆるい感じで仕事をしたいから?
はたまた安定しているから?
どんな希望を抱いたとしても市役所の仕事は多岐に渡るのでどんなところに配属されるかは分かりません。
自分の希望通りの仕事に就ける人はごくごく僅かだと思った方が良いと思います。
行政改革をしたいと思っていても清掃部署に配属されることはあります。
まったり働きたいと思っていても激務の部署に飛ばされることも当然あります。
ということで今回は役所の人事異動や花形部署のホントウを解説してみたいと思います。
私が市役所で13年間働いてきて感じた、市役所人事のリアルを皆さんにお伝えできればと思います。
ちなみに私が働いていたのは某政令指定都市ですよ。
目次
市役所の人事異動の基本的な仕組み
市役所は基本的に2、3年で担当部署が変わります。
通常であれば毎年4月1日に働く部署が変わります。
公務員の人事異動というやつです。
そして、何も勝手に担当部署を決められるわけではありません。当然、人事異動の際は異動希望は出せます。
異動希望は、です。
私がいた市役所では5つまで異動希望、つまり働きたい部署を申し出ることができました。
そしてそのなぜその部署で働きたいか、ということことを作文します。
希望の部署に対する熱烈な思いを打ち明けるわけですw
ラブレターみたいなもんです(書いたことないけど)。
その他、育児や家族介護の状況などの特殊事情を記載します。
この情報を基に課長のヒアリングがあります。
ここで課長からは、ではこの線で推していきましょうなどとそれっぽいことを言われます。
このような手続きを経て異動希望は人事へ提出されるわけですが、この時点では当然希望部署に配属されると期待に胸膨らませているわけです(課長もそれっぽいこと言いますし)。
結論・異動希望は通りません
上記の手続きを経て、4月1日のおよそ二週間くらい前、異動の内示が行われます。
内示とは、組織として皆さんの配属先をこうきめましたよ、って内向きに示すこと。
で、当然希望はとおりませんw
ここで初めて「思ってたんと違うー!!!」ということになるんですね。
私も入庁後、最初の異動希望は、企画系の部署などまあ何となく人気のある部署を書いていましたが、見事に粉砕。
福祉系の部署へ異動することになりました。
いや全く無視されるんだなと、何なら異動希望なんて要らないやん、ってくらいに。
若干憤慨しました。
でもこれが通常運転。
組織の論理を理解する員は若すぎたんでしょうね〜。
いわゆる家庭の事情による異動希望は比較的思い通りになっていた気がします。
市役所に花形部署はあるのか。
ところで、一般企業の営業本部だとか、経営企画だとか、そんな感じの花形部署は市役所にあるのでしょうか。
ChatGPTに聞いてみました。
1. 花形部署とは?
「花形部署」とは、市役所内で特に重要な役割を果たし、注目度が高く、市民との関わりが多い部署を指します。市役所にはさまざまな部署がありますが、その中でも特に人気が高い部署があります。
2. 花形部署の代表例
2.1 企画政策課
役割と魅力: 企画政策課は、市全体の政策や戦略を立案する部署です。市民のニーズを把握し、長期的な視点で市の発展を考えるため、非常にクリエイティブな仕事が求められます。新しいアイデアを取り入れ、市をより良い方向に導くための企画を立てることができます。
具体例:
- 新しい公共施設の建設計画
- 市のイベントの企画・運営
- 地域活性化プロジェクトの推進
2.2 広報課
役割と魅力: 広報課は、市の情報を市民に伝える重要な役割を担っています。プレスリリースの作成やSNSの運営、広報誌の発行など、多岐にわたる広報活動を行います。市民とのコミュニケーションを通じて、市の魅力を広めることができるため、やりがいのある仕事です。
具体例:
- 市の公式SNSアカウントの運営
- 市の広報誌の企画・編集
- メディアとの連携による情報発信
2.3 環境課
役割と魅力: 環境課は、市の環境保護や持続可能な発展に関わる業務を担当します。エコ活動の推進や再生可能エネルギーの導入など、未来の環境を守るための重要な役割を果たします。環境問題に対する関心が高まる中、この部署は特に注目されています。
具体例:
- リサイクルキャンペーンの実施
- 太陽光発電の普及促進
- 環境教育プログラムの企画・運営
なるほど。企画に広報ですか・・・。
ぶっちゃけ何となく合ってますねw
ふむふむ、「市民との関わりが多く」とか「人気」という視点ですと、こういう回答になるかもしれません。
ただ少し違和感があります。
「非常にクリエイティブ」とか「市民とのコミュニケーションを通じて」とか、まず無理だと思った方がいいと思います。
実際にやってることは内部組織や議会への根回しです。
既定路線としてあるものを、いかに市民の意見を取り入れながら作ったか、ということをうまく見せるのが企画政策課とか広報課の仕事だと思います。
そのお膳立てとして、内部や議会へ根回しをしておくのです。
泥臭い仕事ですよ。
市民の意見を取り入れるとか言ってアンケート調査をしても、調査結果を自分たちの都合の良いように、というか上司や議会が喜ぶように報告書を(嘘にならないように)加工する、というのが正しい表現。
「非常にクリエイティブ」なことやったらまず内部でケチがつけられるでしょう。
市役所の仕事にあんまり理想を抱かないで下さい。
ということでこの回答は私の考える花形部署とはちょっと違っています。
市役所のリアルな「花形部署」とは?
民間にいたら信じられませんが、市役所にいた時人気があったのが人事と財政担当でした。
人気のあるところが花形部署だとすれば、まさに人事と財政はそれでした。
そしてこの部署に配属されると、その後も何となく市の重要ポストを転々とする人が多い印象でした。
民間企業であればお金を稼いでくる営業マンが会社の花形だと思うのですが。。
市役所は内部の、人員配置とか予算管理をしている部署が花形部署として人気がありました。
なぜ人気なんだろうと考えてみたのですが、とにかく内部でマウントを取ることができるからだと思います。
まぁ市役所なんて人事異動や組織改変ぐらいしか楽しみはないですし、何をやるにも予算が必要ですし、そこを思いのまま操れる人事とか財政は言ってみれば実際ものすごい権力を持っているわけです。
人は指示されるよりも指示する立場にいたいもの。
そんなところで、係長や時には課長にも指図ができてしまう、人事や財政が人気がありました。
ただ権力があるだけに、俺すごい、って勘違いしてしまう職員がいるのは残念なことです。
人事や予算のこととなれば、課長でさえヘコヘコしてきますから、そりゃ調子におのりになりますよねw
いやいや、いつも通り嫌いなとある財政担当職員がいただけの話ですよw
市民の矢面に立たない内部管理が威張っている不思議な組織が市役所です。
これが私が思う市役所のリアルな「花形部署」です。
希望の部署に配属されなかったらどうする??
公務員の一大イベント「人事異動」。
繰り返しになりますが、希望は基本的に通りません。
本当です。
で、普通の大人ならその結果に従うんですが・・・ごねる人もいましたね。
内示の日から休む、4月1日に出社しないとか、そんなくだらない抵抗をしている人もいました。
育児のためとか家族介護のためとかそういった事情であれば積極的に交渉すべきですが、仕事内容が嫌でごねるとか、正直私には理解できませんでした。
そういう人、国税にもいましたけどw
みっともない、というのが正直な感想です。
そんなことをするより私のアドバイスとしてはこれですよ。
とりあえず任された仕事を全力でやってみる
花形部署なんてほとんどの人は行けません。
広報課なんて大きな市役所でも平職員は2、3人しかいません。
逆に自分の希望していないところに行くのが普通なんです。
だから「思ってたんと違うー!!!」を、素直に受け入れるしかないんです。
子どもみたいな抵抗なんてダサいっすよ。
まとめ(あるいは提案)
今回は市役所の人事異動や花形部署について書きました。
市役所の業務は多岐にわたるため基本的に働きたい部署で働けるとは限りません。
安心してください、普通のことです。
人事異動の結果でいちいち絶望しないで下さい。
その上で、
とりあえず任された仕事を全力でやってみる
ということをオススメします。
大事なことなので繰り返しましたよ。
やってみなきゃ分かんないってことって結構あります。
やってみたら意外と自分に合ってるってことはたまにあります。
実際私は今税理士として働いていて、社会福祉法人や老人ホーム経営をしている会社などを担当しいますが、市役所時代の介護保険や社会福祉法の知識がめちゃめちゃ役立っています。
私が証明です的なアレです。
生活保護のワーカーが嫌?いやいや、市役所の醍醐味のような仕事ですよ。
今思えば一度でいいからやりたかった。
ゴミ屋敷の掃除も市役所でなきゃ経験できなかった仕事です。
その経験を活かすか殺すか、それは自分次第ということです。
ということで、このブログが公務員を目指す方、現職公務員の方々のお役に立てたなら幸いです!


