スマホでe-tax確定申告をしてみた

どうもこんにちは、TaxOnTheHillです。

国税庁の推しは目下e-tax申告。この時期は通勤の車内広告動画でもよく見かけます。先日あるマラソンレースでも競技場のスクリーンで広告が流れていました。簡単、便利を売りにしているe-tax、実際はどうなんでしょう。自分の確定申告は3年前くらいからスマホでやっていますが、今年は税理士の端くれとして、スマホe-tax申告の流れや注意点、便利だったこと、不便だったことなどをレポートしてみたいと思います。

私が確定申告でしたいこと

  • 株式の譲渡損失の損益通算
  • 配当所得の申告(配当控除)
  • 外国税額控除
  • 寄附金控除

以上です!

申告の準備

まず3つある特定口座のxlmファイルを取得しました。

次に、ふるさと納税サイトから「寄附金控除に関する証明書」を申請し、マイナポータルへの連携をしました。証明書の申請から発行までは2日ほどでした。

会社の源泉徴収票はPDFでdropboxに保存しておきました。

寄附金控除、医療費控除はマイナポータル連携は強力!

e-taxサイトからマイナポータルへ連携し進めていきました。

寄附金控除、医療費控除の情報はここで全て連携されます。医療費控除の情報を連携するためにはマイナンバーカードと健康保険証を紐づけておく必要があります。また、家族の医療費高も連携したい場合には、代理人設定をしておく必要があるようです。

我が家の場合、子どもが医療費がかからない、嫁は病院にかからない(笑)ということでそもそも医療費控除は10万円いかない前提ではあるのですが、すごいですこれ。一発で年間の医療費が把握できます。寄附金控除も連携していたのでもちろん全自治体分手入力なし!

画面で「連携する」を選択するだけ。明細を一枚一枚入力する必要はありません。事務所で330円の医療費領収書を手入力しているあの作業はなんなんだろう…。

ちなみに、私の医療費が7万円くらいかかっていて少しびっくりしました。主な内容は整形外科でのリハビリと歯のメンテナンス。7万円か・・・。これでビットコイン買ってたらおもしろそう、とか。やはり健康は大事だということに確定申告で気づかされるという。。

給与所得(源泉徴収票)の取り込み

会社で年末調整を終え、生命保険料控除、地震保険料控除など全て調整済みの源泉徴収票が手元にありました。手元にあるといっても、PDFをdropboxに保存していたのでPC の画面に表示したものをカメラで読み込みました。

一部うまく読み取れず(撮影の仕方が悪いだけ)手入力をしましたが、これも一瞬でした

特定口座の入力

私が今回申告の対象とした特定口座は以下の通り。

  • A口座・・・上場株譲渡益、国内上場株配当、国外上場株配当
  • B口座・・・上場株譲渡益、国外上場株配当
  • C口座・・・上場株譲渡損、国外上場株配当

国内上場株配当の配当控除と上場株式の譲渡損益の通算を検討しました。

入力は簡単です。事前にダウンロードしておいたxmlファイルをe-tax上で選択して連携するだけ。これで、特定口座の取引情報が全て取り込まれます。以前年間取引報告書の内容をポチポチ入力していたのばバカらしくなるほど一瞬で入力が終わります。しかも自分で判断しながら入力する必要もないので正確です。

次は、少し知識が必要となってきますが、総合課税、分離課税、申告不要でどの組み合わせが一番有利か(私の場合還付額が一番多いか)を検討していきました。ただ一定の知識が必要というものの、特定口座3つぐらいなら、いくつか組み合わせを変えたり総合、分離を変えたりして、一番還付額が多いものを選択すれば良いだけです。総合、分離、口座削除などをポチポチしてやるだけなのでとても簡単です。

この辺りを、ポチポチいじってください。                                                       

私の場合、A、B、C口座全てを申告し配当は総合課税を選択、が一番還付額が多かったです。(総合課税を選択している時点で私の所得は大したことないことがバレましたね)。ざっくり見立てではB口座は申告不要とした方が良さそうにも見えたのですが、入力したら一発です。全ての特定口座を申告した方がわずかですが還付額が多いという結果になりました。こんなの手計算でやってたら地獄ですが、e-taxはこの辺りの対応ぶりは秀逸です

外国税額控除

外国税額控除も少し知識が必要になってきます。基本的には配当にかかる外国厳選税額はすでに取り込まれていますが、調整国外所得金額、繰越控除限度超過額、繰越控除限度余裕額など一部自分で入力する必要があります。ただし、e-taxの申告画面上に丁寧な説明や見本が掲載されているため、基本的にはそれに従えば完成させることができます

不便だったところ

圧倒的に便利なe-taxスマホ申告でしたが、一部不便を感じた所がありました。私はiphoneでの申告でしたが、e-taxがsafariしか対応していないところ、どうにかならないですかね。いつもはiphoneのブラウザはchromeをデフォルトにしているので、マイナポータル連携でロングインした後chrome上でe-taxサイトが立ち上がらずエラーになってしまいました。デフォルトのブラウザをわざわざ変更しなければならない所が唯一不便で時間を取ったところでした。

その他の注意点

これはサラリーマンである私の申告パターンであるということをご理解いただきたいと思います。特に以下の点は要注意です。

  • 配当控除の選択は社会保険料の増加につながる可能性がある。
  • 確定申告する場合は、寄付金控除のワンストップ特例は使えない。
  • 事業所得がある人は多分こんなにスムーズにはできない。

このやり方が唯一ではないのでその点はご自身の責任で!

まとめ

下準備を除けば、申告までの所要時間はおよそ15分、スマホでのe-tax申告、圧倒的に便利でした!まずもって入力が要らない、紙の資料がいらない。ソファで寝っ転がりながら申告ができてしまう。。

ただ心配になったことも。。マイナンバーカード、国はえぐいほど個人情報持ってる!便利になることの裏腹でしょうか。また、マイナンバーカード自体、確定申告の時にしか利用しないのでその点も??ではあります。さらに余談です。米国株の配当を結構もらっていたように思っていましたが、ほとんどがNISA口座での運用だったため、外国税額控除ができませんでした。日本の税金が課されないため二重課税にならないんですよね。

マイナンバーカードもNISAも国がプッシュする施策ですね。何か裏があるのではと勘繰ってしまいまいますが、正しい知識をつけてうまく利用していきたいですね。。

ということで、このブログが皆様のお役に立てたなら幸いです!

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